「痛みがあれば、人はそれを止めるために何でもするだろう。効果がすぐに出るものをさがしている。顧客はそれを自分でさがし求め、解決策を必需品とみなす。起業家に求められるのは、自分たちがつくるものが、実際に顧客の痛み――売る側が想定する痛みではなく――を和らげるか確かめることだ。  一方、ビタミン剤を買う人は、比較しながら買う傾向があり、おすすめに頼り、買う店をときどき変える。ビタミン剤型プロダクトは人気が出ると、幅広い顧客にアピールして、それを欲しいと思わせることができる。ほとんどの場合、それが定着して、顧客の中で習慣化される。」 —『スーパーファウンダーズ 優れた起業家の条件』アリ・タマセブ著 https://a.co/8R13nIF