「アイデアを練ることはすべてのスタートアップに不可欠だ。アイデアは簡単に浮かぶが、それを適切なアイデアにまで練り上げることが成功への鍵だとよく言われる。これからの 10年をスタートアップに捧げようとするなら、まず時間をかけて、それが取り組む価値のあるコンセプトであることを確認したいと思うだろう。まず自分が個人的に不便だと感じていること、特に職場での問題をさがす。  もし見つからなければ、経験から言うと、トップダウン方式でもすばらしい結果が生まれることがある。トレンドを見極め、あるいは市場を選択し、自分がよく知っている顧客層を選び、彼らが困っている現実の問題を見つける。早い段階で検証し、自分が取り組んでいる問題は、勝手につくり上げたものではないことを確かめる。一番いいのは、自分がつくったプロダクトを欲しいか聞いて回るのではなく、事前販売を行なうことだ。  また創業者とマーケットの適合性についても考えなければならない。自分たちがこの特定の問題を追求する、最高のチームであると考える理由は何か。他の知らないことをどのくらい知っているのか。他の人が持たないどのような強みを自分が持っているのだろうか。」 —『スーパーファウンダーズ 優れた起業家の条件』アリ・タマセブ著 https://a.co/bPvuFB0